写真家リウ・ミセキ WORKS of MISEKI LIU

写真家リウ・ミセキの略歴

リウ・ミセキ 写真家/作家

●プロフィール

1946年(S21)長崎市生まれ。67年東京写真大学(現・工芸大学)技術科を卒業後アメリカへ遊学。帰国後70年フリー写真家となる。73年に中国より日本に帰化し、戸籍名を彩門美積(さいもん・みせき)と定めるが、写真家名は元姓の劉(リウ)を踏襲している。一族のルーツは1904年に来日した華僑である。
20年に渡り出版界およびコマーシャル写真界で活動の後91年写真作家へと転進する。義父・中井朝一が黒澤明監督作品「七人の侍」「生きる」「乱」などの撮影監督であったという影響から、映画的な演出や色彩表現を持つ「物語る写真 Pictures Tell The Story」を作品のコンセプトとしている。

●主な著書

「リウ・ミセキ作品集/瞬間のドラマ」、「エッセイ/撮影現場」、「ブルック・シールズ写真集/SECRET」、「石井好子エッセイ/プチトレゾール」、「香港返還ドキュメント/龍が翔んだ日」、「武田久美子写真集/レディカサブランカ」「山咲千里写真集/アナザ−スキン」など、60余册の書籍や写真集がある。
02年以降は「リウ・ミセキ30周年記念作品集/物語る写真が上海の出版社より刊行された後、中国本土を舞台とした作品制作に挑み「井川遥写真集/西紅柿(トマト)」、「上海夢人館」などを出版。
2008年〜2010年に「沢田亜矢子写真集/No Kidding !」「大野季楽人形写真集/luce」「YUA/屋根のある橋」を上梓。
最近では花作家とのコラボも手がけ「Le Tableau タブロー」「Opera オペラ」 「Horizon ホライゾン」の3作作を制作した。

●エディトリアル

<創刊スタッフとして企画から関わり創刊にいたった雑誌>
「CREA」文藝春秋、「るるぶ」JTB、「GORO」小学館、「NUMBER」文藝春秋、「ザ・ベスト」ベストセラーズ、「DIME」小学館など。
<表紙撮影をはじめメインフォトグラファーとして関わったもの>
上記創刊7誌のほかに「マダム」「銀花」「装苑」「ミセス」「FRAU」「HOTEL」「マリクレール」「経済界」「NILES」「STYLING INTERNATIONAL」「ソフィア」など。

●コマーシャル

SONY、松坂屋、日立、トヨタ、マツダ、テイジン、東レ、富士写真フィルム、パイオニア、ブリジストン、コーセー化粧品、カネボウ化粧品、ジュエリー・マキ、ブルガリ、グンゼ、京セラ、ヴァンクリーフ、カルティエ、クリストフル、ショーメ、サントリー、トリンプ等のCFやCMの制作やプロデュース。

●写真展

  • 78年「女が出てきた日 The Day Woman Appeared」西ドイツ・ケルン
  • 80年「10点鐘 Ten Times Chimes 」銀座・コンタックスサロン
  • 90年「瞬間のドラマ展 A Drama In A Moment」銀座・コンタックスサロン
  • 94年「リウ・ミセキ+日暮修一/二人展」三宅島・アカコッコ館
  • 95年「パシフィック・エグゾチカ Pacific Exotica」銀座・富士フォトサロン
  • 97年「香港返還記念展”龍が翔ぶ日”The Day of Hong Kong Dragon」銀座・富士フォトサロン
  • 00年10月「驚愕の百枚 100 Amazing Photographs」リウ・ミセキ三〇周年記念展/上海
  • 01年 3月〜04年12月「驚愕の百枚 100 Amazing Photographs Encore」アンコール展/北京、西安、南京ほか中国主要8都市を巡回
  • 04年9月「この麗しき旗袍 How wonderful Chi-pao」テレビ長崎KTNギャラリー
  • 05年12月「脱皮/三宅島」Reborn of Miyake コンタックス・ギャラリー東京

●周辺と近況

  • 2000〜2010年中国・上海での写真展「驚愕の百枚」は、中国写真史上初めてのプロ作家写真展として3万2千人という記録的な入場者を数え、6年に渡って北京をはじめ中国主要10都市を巡回展覧した。
    また近年は豊富な海外滞在経験を生かして「物語るホテル」をテーマに世界の有名ホテルやリゾートを撮影取材中である。
  • 2006年より写真のみならず三次元立体へのチャレンジとして陶芸創作を開始。 縄文土偶や土器の特徴を取り入れた作品に取り組んでいる。
  • 2013年 第43回全陶展にて「彩門豊乳肥臀土偶」入選。
  • 2015年 第45回全陶展にて「彩門縄文様極彩色金目鯛」入選。
  • 2016年 第46回全陶展にて「彩門縄文様歌舞伎仕立金目鯛」入選。
  • 日本写真協会(PSJ)会員、上海華僑撮影協会・名誉会員。

右上から下へ70年に渡る加齢の歴史。左下の顔が最新(2017.2)の顔。
人間の顔ってこんなにも変化するのかという証明でもある。